平成11年10月30日(土)〜平成11年10月31日(日)
今年度SHOREI祭 寺口ゼミが東紀州の魅力を大PR!
私達、寺口ゼミの研究テーマは「環境保全型地域づくりの研究」
です。環境社会学の観点から地域、特に農山村地域にスポットをあて、その地域ごとの個性を生かし、「外」(他地域)から持ってきたものではなく、その地域の「内」にある自然や文化など地域資源を生かした地域づくりの手法を探っています。私達はこの方法論のことを「内発的発展論」と呼びます。
このようにいうと難しい「学問」という印象を与えてしまいますが、私たちは別段論文を読み漁ったりするなど、構えてこういった問題に取り組んでいる訳ではありません。机の上での勉強よりもデジカメを持ってフィールドへ出かける。その地域での「目」や「耳」など五感を使った「発見」、地元の方々とのコミュニケーション(夜のノミニケーションを含む)を通じた「地域交流」。これらフィールドワークを多彩に取り入れた研究方式が寺口ゼミ独自の手法といえます。言うなれば、私たち、寺口ゼミの教科書は、「地域」と「そこに住む人たち」とも言えます。
ちょうど今年は「東紀州体験フェスタ」が東紀州地域全域において、4月から11月にかけてリレーイベントが三重県の総力をあげて開催されています。この体験フェスタのねらいは名前の通り、熊野古道を中心にして、「東紀州」という地域資源豊富なこの地域を他地域、そこに住む人が「体験」をすることで東紀州のすばらしさを再発見し、その地域の活性化を図ることです。
寺口ゼミは、寺口瑞生先生が東紀州活性化大学のコーディネーターを務めているなど東紀州地域と極めて関係が深いことが「ご縁」で、東紀州体験フェスタを生きた教材として「熊野古道の社会学」と題して今年度ゼミ研究を行っていくこととなりました。
その中で、紀和町で行われた丸山千枚田での田植え・稲刈りや熊野市?新宮間に伸びる七里御浜で行われた芸術祭での巨大砂像づくり等、先生の助言から、ゼミ生が積極的に参加・体験し、芸術祭の砂像コンテストにおいては準グランプリを受賞することができました。また合宿として、かつて「熊野詣で」に使われた熊野古道を歩き、翌日、交流会やホームステイなどで熊野市を中心とした地元の方たちとの交流を深めてきました。
今年4月から始まったゼミ活動でお邪魔した熊野市を中心とした様々な地域、そこで受けた感動・・・。「東紀州の魅力」。それを少しでも皆さんに伝えたい。そんな思いからゼミ生の自発的提案で、この発表の場が作られました。
私たち寺口ゼミが微力ながら東紀州地域の活性化と、情報発信の一端を担えたらと思っています。